最も崇高な芸術は、人を幸せにすることだ by 「グレイテスト・ショーマン」
こんにちは、山本です。
今頃かっ!というタイミングで、今日ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」を観てきました。
私、昨年大ヒットした「ラ・ラ・ランド(字幕版)」も大好きで、ラ・ラ・ランド (オリジナル・サウンドトラック)も即買いしたほど。
だから「グレイテスト・ショーマン」は、公開前から「絶対観る!」と息巻いていました。
しかし、観に行く日に偏頭痛で撃沈し、そのままズルズルと観ずに過ごしていたんです。
それが先日、久しぶりに元・同僚Nさんと会ってランチをした時、Nさんが「グレイテスト・ショーマンめっちゃ良かったです!」と言ったのを聞いて、「あー、(まだやってたんだ!)観に行こう!」と決めたのです。
<目次>
冒頭から鳥肌!!!
ミュージカル映画って、心に直に来ません? 笑
私、映画が始まった瞬間から鳥肌立ちました。正直、そんな映画初めてかも。
足踏みの音とヒュー・ジャックマンの声に超絶ゾクゾクで、「この映画、いいわぁ」と、その時点でノックアウト。
話も、「はいはい、成り上がっていくんだね〜」って感じで展開を観ていたのですが、成り上がるのが意外にも早いので、「これはどこに下落ポイントが?」と、ちょっと傍観。
私が思うより深かった!
この映画のポイントは、偏見や差別へのメッセージだね。
単なるサーカスのお話だと思っていたので、フリークスの存在が出て来た時に、なるほど、これは動物がどうこうな話ではないんだなと、ここで理解(遅い)。
見世物小屋かぁ…映画「エレファント・マン」思い出すなぁ。ラスト、仰向けで寝ちゃうんだよねぇ。めっちゃ泣いたなぁ。
「ユニーク」っていう言葉は、私にもあてはまる。私は世界にひとりで、誰とも同じじゃない。
ノーマルなんてない世界なのに、ノーマルを作って、ノーマル側に自分を置いて安堵しているって情けないね。
誰でも愛される権利がある。
後半は、ミュージカルの要素が逆にうっとうしいと思えた。ストーリーに追いついた時に、歌い出されて「あ、ミュージカル映画だった」って思い出す感じ 笑。
歌い出すのが無理やりに思える。
生きていていいんだ
みんなと違うと、生きてていいのかわからなくなる。
自分は“恥ずかしい存在”なんじゃないかって。
こう考えちゃうのは、すごく悲しい。胸が張り裂ける。喉がつまる。
「私は生きていていいのか。」
問いたくないのに、問わずにいられない。そんな思いを、私は誰かにさせていないだろうか。
最も崇高な芸術は、人を幸せにすることだ
映画のラストに出てくる言葉。あー、本当にそうだ。もっと笑顔で過ごさなきゃ。自分も笑顔で、みんなにも笑顔を。
揶揄したり、批判したり、斜に構えるより、芸術的に生きたい。
まずは、できることから…。サントラ買お。