なかなかやめられない旅
あなたは歩いている。
きっとこれは「旅」だろう。
あなたはリュックを背負って歩いている。
目は、まっすぐ前に向けられて「未来」をみている。そして「未来」を目指して歩いている。
あなたの背負ったリュックから、何かが道に落ちている。あなたは穴の空いたリュックを背負って歩いている。
あなたが道を歩くたび、リュックの穴から中身の何かが道に落ちて跡をつける。
ポタリ ポタリ
あなたは途中、きた道、後ろを振り返る。
そして、その歩んで来た道をみて「やっぱり…」といった気持ちで跡を見る。その跡は「不幸」の印。
あなたの人生を描写した。
さて、ここからが救いどころ。
あなたは「不幸」がつまったリュックを背負い、ルームランナーの上を歩き、先の未来をみている、
いつまで、それやりますかね?
そろそろリュックを下ろして、ルームランナーから降りて、お茶してください。