コミュニケーション能力を使って、好きな人に好意を抱いてもらう3つの方法！

こんにちは、山本です。

今日は、人はどのようにして人に好意を抱くのかについて。

これがわかれば、好きな人に好意を抱いてもらえるようにすることも可能になりますね！ 

＜目次＞

物理的距離を近くして、好意を抱きやすくする

小学校や中学校など、自分の学生時代を思い出してください。入学してまもない頃、出席番号が近い人と友達になりませんでしたか？ もちろん、背の順でもいいですよ。

人は、物理的に距離が近い人に親近感や好意を抱きやすいものなんです。

距離が近いので、あいさつをしたり会話する回数も増えます。互いに働きかけ、影響を及ぼすことで関係が築きやすく、しだいに安心できるようになるんですね。それがいつしか好意に変わるのも自然なことですよね。

互いに働きかけ、影響を及ぼすことを「相互関係」といいますが、相互関係がなくても、好意を抱きやすくする方法はあります。

それは、相手の視野に入る回数を増やすこと。

例えば、通勤電車の中や行きつけのカフェで、いつも自分と同じタイミングで居る人に親しみを持ちやすい、などがあります。

「単純接触効果」というもので、繰り返し接すると好意度や印象が高まります。営業のお仕事をされる方なら、この効果をご存知の方も多いでしょう。

TVCMでもいえますね。初めのうちは興味がなかったけれど、何度も見たり、聞いたりしているうちに、次第によい感情が起こるようになっていくのを狙っているんですね。

好きな人に好意を抱いてもらうために、相手の前をなんども素通り？はちょっとやりすぎですけれど、「あれ？ あの人また居るなぁ」と思わせる（ただし、ストーカーと間違われない程度）がいいですね。

似ているものに好意を抱く類似性をアピール

「私、これ好きなんだよね〜」

「え？ 俺も好き！」

「奇遇だね♡」

自分と好きなものが同じ。考え方が似ている。境遇や出身地、出身校や教育水準、ライフスタイルが似ている人に、人は好意を抱きやすくなります。

ちょっとイケ好かない人が、実は自分と出身地が一緒だったってだけで、好感を持てたり親近感がわいたという経験はないですか？ 自分と同じ土地に育った人に悪いヤツはいないと思えるくらい、人は自分と共通項が多かったり、類似するものに弱いんです。

では、なぜ類似するものに弱いかというと、その理由のひとつにあるのが、「合意的妥当化」「合意的妥当性」というもの。

簡単にいうと、人は自分と同じものを信じる人や、自分の世界観を肯定してくれる人が増えることで「自分の意見には正当性がある」「この意見は妥当だ」と、思いたがる傾向があるから。（逆に、自分の世界観を否定する人は、自分の世界観への確信を揺るがす怖いものになります。）

なので、前出の会話でいうと「俺も好き」と賛同してもらえたことで、「私の意見は正しい」と思わせてくれることがうれしいわけです。

ほかにも「一緒だね」という安心感と、自分と同じものが好きなら理解しやすいのでは？という考えが働き、類似するものに好意を抱いてしまうんですね。

好きな人に好意を抱いてもらうためには、共通項を増やすことや類似性をアピールすると良さそうですね。ただし、相手に合わせて、自分が好きでもないものを好きというのは、あとで痛い目をみるので、やめましょうね。

やっぱり外見的魅力が高い方が好感を抱かれやすい

 

認めたくないですが、しかたない…。やはり身体的・外見的魅力の高い人ほど好感は抱かれやすいわけですよ。

例えば、外見的魅力が高い人とそうでない人を並べて、道行く人に「どちらが知的に見えますか？」と聞くと、外見的魅力の高い人が圧倒的に選ばれます。

「どちらがお金持ちに見えますか？」や「どちらが地位が高そうに見えますか？」、「どちらが幸福そうに見えますか？」も同じです。

これは「ハロー効果」といわれるもので、対象者が持つ目立ちやすい特徴にひっぱられ、その他についての評価にもバイアス（かたより）が生じてしまうことをいいます。

有名大学卒というだけで「できる男」にみえたり、教授がいうことだから信憑性が高いと思うとか、後光を感じとることで対象の印象を歪めてしまう心理現象です。

好きな人に好意を抱いてもらうためには、外見的魅力を高める…といっても簡単ではないですが、例えば、身だしなみを清潔にすることや自信があるように振る舞うこと。もっと簡単には、相手の目を見てしっかり話すなどでも好印象は与えられます。

まとめ

物理的距離を縮め、類似点をアピールし、身体的・外見的魅力を高める努力をコツコツする！ 好きな人に好意を抱いてもらう3つの方法、ぜひ試してくださいね。