人生実践あるのみ!やってみたもん勝ち

やらない後悔より、やる後悔を

簡単なことだ。三つの肩書きをもて。そうすれば、お前の価値は1万倍になる by『マンガで身につく 多動力』

こんにちは、山本です。

 

今日は堀江貴文さん原作の「多動力」のマンガ版を読んだ感想です。私が堀江さんに好感を持つ理由は、小気味良いのと、完全に自分軸なところです。「多動力」のマンガ版、30分で読めるところも最高です!

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

 

会社に属すと、「この人は一体誰の目線から世間を見ているのだろう」と思うくらい周囲を気にする人が多く、にもかかわらず、周囲の人をコントロールしたがる。そして、もっと不思議なことに、そんな周囲の人たちからの承認を獲たがるところ。

 

もう、謎。

 

「やらないと後でなんて言われるか…。でも、この仕事は僕よりもっと下っ端にやらせるべきだと思うんですよねぇ。あの上司、全然っわかってないんだから!あー、それより、あの企画通るかな? もう5年目だし、そろそろ認められたいなぁ 」

 

 

 

会社の常識は社会の非常識

すでに今までの常識が通用しない世界にいるにもかかわらず、主人公の鈴木は会社の呪縛に囚われて、今まで通りに動こうとする。心のどこかで、従来の概念に戻るかもしれないと予防線をはるかのように…。

 

会社の中にいると、外の世界が見えなくなる時がある。世界は刻々と変化しているのに、会社の常識が自分の常識になって、判断力を会社に委ねてしまう。私は、これをすごくダサいことだと思う。

 

会社の常識は社会の非常識くらいに、冷静さは持っていたい。そしてなにより、世界は後戻りしない。従来の概念なんて、持っていてもしょうがない。メールやLINEで時間短縮しているのに、電話してきて確認するなんて 笑。そこに疑問を感じる自分を大事にする方が、会社の常識より大事だということを、忘れちゃうのってダサい。

 

 

 

自分の時間に最大限の価値を

序盤で、鈴木が堀口に言われる「平気で相手の時間を奪うやつとは付き合うだけ損」という言葉、私も全くの同感。

 

会社にいると、恐ろしくムダ話をしてくる人がいる。相談があると言ってきた人にアドバイスをしても、結果行動に移さない人をみると「私のアドバイスした時間を無駄にしたな」と腹立たしくなる 笑。

 

月1回、上司1名が部下8名くらいを誘って懇親会をする会社がある。しかも毎回が仕事終わりの平日夜で、解散時間はいつも午前様。私はこの上司、重罪だと思う 笑。この上司の行動が、明日の会社の生産性や彼らの二度と戻らない時間を、何十倍の価値にしてくれるというのだろうか。

 

 

 

三つの肩書きをもつのは難しくない

昨日、ちょうど以前の会社の後輩が、今後の自分の仕事の幅をどうするか悩んで相談してきた。彼女は、ある分野では会社の中で80点から100点取れる存在。これからもそのフィールドを死守するか、まったく違う業務にも手を出すか。

 

自分がやりたければ、手を出せばいい。

 

私からはすごくシンプルなアドバイスしか出なかった。でも彼女は、自分が挑戦しようとする業務は、その道のプロに任せるのが最適ではないかと言う。「餅は餅屋」。たしかに「餅は餅屋」が良いけれど、自分が餅屋になることにチャレンジするのは自由だと思う。

 

すでに大抵のフィールドには餅屋が存在する。だから、なに? そこ気にしてないで、自分の価値を高めることや、やりたいことをやるだけだと思うのだけど、え?「実は面倒だなって思う気持ちもあって、やりたいけど腰が重い」の裏返しなのか、「君ならできるよ」と言ってもらう待ちなのか。「今の仕事に飽きている」が言いたいのか。

 

ま、いいけど。

 

「器用貧乏になりたくない」「できることが増えると、会社にこき使われそう」と考えちゃうのは、会社に依存しているんだと思う。肩書きを三つ以上持つのは、自分個人の価値のため。会社なんていう小さな世界のために持つのではないと思う。

 

 

 

原液を生み出す人間

この本を読んで、私に足りない部分は、この「原液を生み出す側」になれていないことだと思った。原液が薄まって、もう味ないかも的な場所にいる(いや、そこまででもないか)。

 

自分をみんなと同じにしてしまっていることが、もったいなのだと思う。容姿も才能も性格も環境も時代も背景も違うのに、道だけ同じどころをなぞろうとする。自分の道じゃないのに、歩こうとする。

 

いつから、自分の価値より周りの価値に重きを置いて、いつから先頭を切るのをやめたんだろう。いつから影に隠れることのが楽だと選択して、いつから自分の発言を一般的なものにしようとし始めたんだろう。

 

 

時代は変わっている。それも本当に大きく変わっている。そこに私はいるのだから、誰の後ろに隠れる必要があるのだろう。

 

そんなことを考えさせてくれる本でした。「多動力」30分で読めるところも最高です!

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)